1次形と2次形が有ります。1次形は、機械部分をイタリアのBredaが担当した為、イタリア風の角張ったデザインの車体で、新製当時、世界一のハイパワーを誇る機関車でした。2次形はSLMとSAASと言う組み合わせで増備されましたが、こちらは車体が丸みを持ったデザインとなっています。その後、1次形は車体を乗せ換え(2次形と同様な丸みを持った車体になりましたが、前面の窓は位置が異なっています。)や出力アップの改造を、また2次形も出力アップ等の改造を受け、写真の通り1パンタの、側面に大きなルーバーが付いた姿となりました。現在では、全機現役を退いてまして、一部が保存機として動態保存されています。
1次形 | 2次形 | |
製造年 | 1926-1931年 | 1939-1943年 |
車重 | 144t | 140t |
出力 | 4416kW | 4416kW |
全長 | 20260mm | 20260mm |
最高速度 | 100km/h | 100km/h |
製造 | Breda / SAAS | SLM / SAAS |
機番 | 201-204 | 205-208 |
製造輛数 | 4輛 | 4輛 |
備考 | 1956-62年に改造 | 1951-1960年に改造 |