日本では余り例がないが、欧米では鉄道線の貨車がそのまま軌道線内を走行し、工場などの引き込み線へと多数運転されています。この機関車は、モデルの世界でもそう言った姿を再現する為に、それらしい機関車を作ってみました。ベースにしたのはこちらのモデルですが、バックマンのGE44tの下回りを使用するのを前提とした設計ですので、日本型らしくするには色々改造する必要があります。
私のは、フクシマのED22のダイキャスト製の台車に、パワートラックを使用していますが、キットには床板が含まれていませんので、ウエイトも兼ねたt1.0の真鍮板から作りました。また、ボンネット前端とキャブ側面にアングルを取り付け、床板とは1.4mmのネジで固定しています。また、それらしくディティールアップしてありますが、ヘッドライト等はエコーの、パンタはモデルワーゲンの庄内のデハのソレを、カラーリングはスイス国鉄の少し前までの機関車のカラーリングを採用しています。改造中の姿はこちらですが・・・余り参考にならないかも(^^;)
更に、ボンネット先端とキャブ内にウエイトをたっぷり積んであり、DCCで快調に走行します。
まあ、比較的お手軽な改造で物に出来る機関車です。ただ、これから改造される方は、床板の幅だけはもう少し詰めた方が、より日本型らしくなると思います。