クハ 10


白布電鉄 クハ10 デハ13同様戦後の輸送力増強の為、国鉄からキハ40000の払い下げを受けたのが、このクハ10です。電鉄会社なので気動車は必要ないのですが、時期的に良い出物がなかった為、気動車を導入しています。勿論エンジンを降ろして制御機器を搭載し、朝夕のラッシュ時の増結用として使われています。

モデルは、CABから発売になった「国鉄のキハ40000」のエッチング板がベースです。車体そのものは取説通りに素組しました。各部の合いも良くとても組み易いのですが、板厚だけはもう少し厚くして欲しかったです。他の車輛同様、扉のノブを追加してあります。

 屋根上には、モリタのガーランド型ベンチレータを取り付けています。屋根にはスエード調塗料を使っていますので、別に塗装して塗装後に取り付けています。
白布電鉄 クハ10
 主な改造点となるのが下回りですが、台車はモデルワーゲンのTR27、車輪はフクシマの9.8φスポーク車輪です。床下機器にはエコーの1/80のパーツを主に使用し、制御車らしく各パーツを取り付けてあります。また、運転台の下や、実車同様台枠の横などへも、それらしく器具箱を配置してみました。またエアーホースは、白布電鉄仕様の2連としフクシマのを組み合わせて使っています。

  塗装は白布電鉄標準、国鉄の「朱色4号」と、自動車用の「ヴァーゲン、フィアット、メルツェデス等のクリーム」です。屋根はスエード調の「ダークグレー」、屋根上機器はミリタリー用の「ジャーマングレイ」、下回りはモデラーズの「フラットブラックグレー」です。デハ13同様仕上げが未だです。


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