Re460

SBB Re460 


 Bahn2000や、NEATと言った21世紀を目指した鉄道ネットワーク再構築の計画が始まっているスイスで、次世代のハイテク機関車として登場したのがこのRe460です。大容量GTOサイリスタを使用したVVVF制御に三相交流モーターを使用、更に台車だけでなくそれぞれの車輪毎に舵を取ると言う舵取り装置等、最新の装備を満載した機関車となっています。車体のデザインもイタリアのピニンファリーナが担当した、斬新なスタイルになっています。当初、24輛がIC用、75輛が貨物用として、99輛が発注されましたが、直ぐに20輛が追加発注され、ドイツのヘンシェルも製造を担当する様になりました。現在、IC用はスイスを東西に結ぶルート、貨物用はゴッタルトやシンプロンルートを中心に、活躍しています。




ゴッタルトを目指すフーパックツーク ゴッタルト峠を目指す「フーパックツーク」(Hupac Zug)、これがRe460のメインの仕業。ゴッタルト峠にいると、この様な列車がバンバンやって来る。



製造年 1992-1996年
車重 84t
出力 6100kW
全長 18500mm
最高速度 230km/h
製造 SLM / ABB / Henschel
機番 000-118
製造輛数 119輛









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